2018年02月17日

「アトリエの夢」-おっと編

西脇は今日もいいお天気!だんだん暖かくなって、春が近づいてきましたね。

さて、引き続き、岡之山美術館本館ギャラリーでは、「アトリエの夢-かじ・おっと・みよし」展を開催しております。
今回は第2室に展示しているおっとさんをご紹介。
おっとさんもかじさんと同じく兵庫県三田市を制作拠点にしている現代美術家で、かじさんのアトリエに集まった中心的存在の作家です。
また、2001年に岡之山美術館のアトリエで個展をしていただいたこともある西脇とも縁の深い作家です。
おっとさんは、木工の高い技術を用いて「変心装置」をテーマに、木の服を着て街を歩く「KIFUKU」や、真っ暗な部屋で何かに触る「暗室」等、参加・体験型の作品を制作されています。また、美術館、博物館等で立体写真のワークショップ講師を務めるなど普及活動にも取り組まれています。
おっとさんとかじさんの出会いは1987年。ある公募展で大賞を受賞したおっとさんに興味を抱いたかじさんがおっとさんの自宅を訪れて交流が始まりました。最初は変わった人だなと思っていたおっとさんですが、次第にかじさんの人間としての魅力に惹きこまれ、アトリエに通い、時々アシスタントとして補助する等、交流を深めていきました。
かじさんのアトリエは、近隣に住む芸術家たちのたまり場でした。もともと、芸術作品を作っている感覚はおっとさんには無かったそうですが、かじさんや宮崎みよしさん等多くの作家との出会いと交流が作家としての意識を感じさせるきっかけになったそうです。1988年、2002年にかじさんと2人展を開催し、2011年には宮崎さんが代表を務めるプラネットEartHで個展もされました。
本展では、変心装置をテーマに制作した様々な仮面や螺旋服等を展示しています。

螺旋服や、吊り下がっている仮面は実際にかぶったり着たりすることも出来て、子どもから大人まで大人気!
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赤と青の光に照らされた作品の影にもご注目。
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実はこの影・・・赤青メガネをつけて眺めると、アッと驚く面白い効果が生まれます。
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メガネをつけると、「おぉ~~」歓声があがって、みなさんびっくりされていました。
実際に美術館で体験してみてくださいね♪

●おっとさんからのコメント
「吊ってるモノとかは、かぶれたり、着たりできるよ。
ただサイズの合わないものは外れなくなるかもしれないので無理に着用しないでね。
それから乱暴に扱うとトゲが刺さったりするかも。注意して遊んでね。
写真も写していいよ。♯アトリエの夢 よろしく。
遊んだら元の場所に返してね。
それから影に色がついてるけど、赤青メガネで見てみると面白いかもね。
なぜこんなモノを作ってるのかといえば、、、
生き物は変化するために時間の中にいる。とか妄想したり、姿変われば心も変わるんじゃないか?などと思ったりしてる事が答えになってるような、なってないような(笑)」(おっと)

3月25日(日)まで開催。
是非、おっとワールドを体感してください。

会  期  ~2018年3月25日(日)
会  場  西脇市岡之山美術館
開館時間  午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休 館 日  月曜日(祝日の場合は翌日)と祝日の翌日
入 館 料  大人 310円( 260円)
      高大生 210円( 160円)
      小中生 110円(80円)
      ※()内20名以上の団体割引料金
      ※障がい者割引有
      ※ココロンカード利用可
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2018年02月16日

アトリエにて「旗手愛子」展開催中です!

まだまだ寒い日が続いていますが、今日はよく晴れていて、日中は徐々に春に近づいている気がします。
さて、ただいまアトリエでは旗手愛子さんの個展を開催しております。
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旗手さんは、学生時代からスケッチ会で人物画を描いていましたが、初めて個展を開催した際に画廊の関係者に海外でのスケッチ旅行に誘われます。 
1996年、初めて訪れたトルコで異文化に触れ、描き留める楽しさを感じたことにより、以降海外の経験や記憶を基に、明快な形と大胆な構図でその土地の開放的な空気、人々の生活感まで表現した作品を制作するようになりました。
これまでインドやキューバ、イタリアなど23ヵ国でスケッチを行いましたが、有名観光地を避け、その土地の暮らしぶりや人々の気配が伝わる場所に足を運び、実際に現場の風景を見ながら和紙にクレパスや鉛筆を使ってスケッチを重ねています。
インドでは牛が神聖な生きものとして崇められていたり、キューバでは平均賃金が低いものの医療費と教育費が無償であったりと、海外で触れる異なる文化や価値観を通して、テーマとしている「いのち」を表現した作品の制作を続けておられます。
本展では、海外を訪れた際の記憶とそこで感じた想いを基に描かれた19点の油彩とアクリルによる絵画をご出品いただきました。
是非、御高覧ください。

●作品数:19点
●会期:2月14日(水)~3月4日(日)
●開館:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
※最終日は午後3時まで
●休館:2月19日(月)、26日(月)
※アトリエは入館無料
posted by おかのやまへそ at 13:35| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2018年02月03日

「アトリエの夢」-フムフム族編

寒い日が続きますね~
 そんな寒い中でも、岡之山美術館ではホットな展覧会「アトリエの夢-かじ・おっと・みよし」展を引き続き開催しております。
今回は第1室に展示している東山嘉事さん(愛称=かじさん)をご紹介。
東山嘉事アトリエ:平行法の立体写真(差替え).png
《東山嘉事アトリエ:平行法の立体写真》撮影:おっと
かじさんは、兵庫県三田市を拠点に、絵画や漫画、石彫、木彫、陶芸、ジャンクアート等・・・平面から立体作品、そしてライブパフォーマンスまで、ジャンルに超えた幅広い芸術活動を展開しました。
当館アトリエでも、1985年、1994年、2002年の計3回個展をしていただき、西脇とも大変縁の深い美術家です。
1934年に大阪市で生まれたかじさんは、戦争のため10歳で三田市に疎開し、20歳の頃から作品制作を始めます。ディスプレイデザインの仕事のため、東京に移り住んで前衛芸術グループ「タム・タム芸術集団」のメンバーとして活動後、1968年に三田市に戻り、1980年にアトリエを構えました。
かじさんのアトリエは自宅を改造したもの。日本の古民家の佇まいをしたアトリエで様々な作品が生み出されました。その代表的存在が少し怖くてユニークな生きもの「不夢不無(フムフム)族」です。
フムフム族は、かじさんが作り出した魑魅魍魎の生き物に名づけたものです。アトリエを構えた際に、旧約聖書の創世記に登場するアダムとイブを立体で制作したのですが、さらにユニークなものを作りたいという遊び心から、アダムとイブの子どもたちをイメージしてフムフム族を制作するようになりました。フムフム族が室内や土間、庭で自由に暮らす理想的なアトリエを「フムフムの園」と命名し、かじさんはその園長となりました。
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東山嘉事《「フム・フム・シリーズ」より》制作年不明、絵具・紙、個人蔵
この子は、鋭い歯を持っているけど、まつ毛が長くてぱっちりとした目が可愛いし、

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東山嘉事《「フム・フム・シリーズ」より》制作年不明、絵具・紙、個人蔵
この子もオシャレなサングラスと、速く走れる車輪のような足が素敵ですね。
植物や虫、動物をすべて混ぜ込んだような奇妙な見た目をしていますが、どこかクスッと笑えるチャーミングな所があって、かじさんの柔軟な発想力が溢れています。
人間一人一人に個性があるように、フムフム族も1つとして同じものはなく、違った見た目、表情をしています。かじさんの自由奔放な造形感覚に注目です。3月25日(日)まで開催です。
是非、フムフム族に会いに岡之山美術館へお越しください。(翠)

会  期  ~2018年3月25日(日)
会  場  西脇市岡之山美術館
開館時間  午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休 館 日  月曜日(祝日の場合は翌日)と祝日の翌日
      ※年末年始12月29日(金)~2018年1月3日(水)
入 館 料  大人 310円( 260円)
      高大生 210円( 160円)
      小中生 110円(80円)
      ※()内20名以上の団体割引料金
      ※障がい者割引有
      ※ココロンカード利用可

posted by おかのやまへそ at 11:16| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする