陶芸の石井さんは、吹墨(ふきずみ)技法で、藍色の呉須を器面に吹き付けた作品です。イメージを伝えるため何度も色を重ね、わざと吹きムラを出すことにより深い表現を出しています。「ぜひ、全体と細かいところをよくみていただければいいと思います」とのコメント
です。荻野かおるさんの七宝作品は帯状の銀線を立て、色の境目を区切る方法で制作され、深みのある光沢は、何度も釉薬を重ね、そのたびに焼くことでうまれます。
6名の作家がそれぞれの世界を表現し、個性豊かな作品を展示しています。是非、ご高覧下さい。
会 期:12月22日(火)~令和3年1月17日(日) 午前10時~午後5時 ※最終日は午後3時まで
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 12月28日(月)~1月4日(月)
出品者:石井宏志(陶芸)、岡井光代(織)、荻野かおる(七宝)、荻野和彦(彫塑・スケッチ)、仲田軍兵(立体)、藤井敦子(七宝)
作品点数:合計21点
※アトリエは入館無料