2017年08月10日

「福本晋一」展好評開催中です!

 ただ今、当館アトリエでは、今年10月に開催の第11回全国公募西脇市サムホール大賞展に併せて、前回の第10回展で準大賞を受賞された福本晋一さんの個展を開催しております。
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福本晋一さんは、1965年に神戸市で生まれました。
15歳の頃、シュルレアリスムに影響を受けて、作品制作を始めますが、のち、1988年に京都工芸繊維大学建築学科を卒業し、建築の道に進みます。しかし、やがて建設会社を退職し、2012年から本格的に作家活動を開始しました。
  崩れた廃線、寂れたエアポート、人の気配がない街並み等、多くの作品に諸行無常ともいえる儚い風景が描かれています。その風景の中にはひっそりと佇む後姿の人物も描かれており、その土地や風景に対する特別な感情、戻る事の出来ない時代への思い出に心を巡らせているようにも見えます。ノスタルジックな記憶と現実が絡み合うことで、断片的な幻影が空間に現れ、よりリアルで生々しい世界が再構成されています。
 生命体は、いつか訪れる死によって肉体が無になり消えていきますが、人が生み出した街並や物は寂れていきながらも半永久的に存在し続けます。何気ない日常に潜む人間の営みの侘しさ、朽ちてゆく故の美しさを通して対象の放つ力強い生命力を感じる事が出来る作品です。是非ご高覧ください。(翠)

●作品数:油彩画 25点
●会期:8月7日(月)~27日(日)
●開館:午前10時~午後5時 ※最終日は午後3時まで
●休館:8月は休館なし
※アトリエは入館無料
posted by おかのやまへそ at 15:15| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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