2016年10月28日

藤井のぶお展開催中!

もうすぐ11月ですね。西脇もかなり寒くなってきましたが、幼稚園の子どもたちが朝からへそ公園へ遠足に来ていました。子どもたちは元気いっぱいですね~

さて、現在、アトリエでは洲本市在住の画家、藤井のぶおさんのユニークな作品を展示しています!
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藤井のぶおさん(徳島県出身 1963年~)は神戸二紀展で兵庫県知事賞、兵庫県展で県展大賞を受賞するなど多くの公募展での受賞を重ね、個展やグループ展等で精力的に活動を続けている洲本市在住の画家です。
1984年嵯峨美術短期大学洋画科を卒業し、漫画家を志して活動を続けていましたが、芸術集団「十の会」に所属したことをきっかけに本格的に絵画制作に取り組み始めます。
ヴァイオリンと少女を題材としたストレートな表現の作品を描いていましたが、2010年に「祝い」をテーマに作品を制作し突如絵の中に“鯛”が登場します。以後写実的に丁寧に描きこまれた女子高生がいる淡路の風景の中に、漫画を彷彿させる黒い輪郭線が施された巨大な鯛が浮かぶ不思議な絵画を継続して描くようになります。
《来る日》は人気のない街中に佇むブルーシートで保護された崩れかけの住宅の前で、少女が携帯電話で話している様子が描かれています。会話に夢中になっているのか、ただ関心が無いのか、後姿の少女の表情を窺い知ることは出来ないもののリラックスした立ち振る舞いからは、画面の半分を覆ってしまうほど巨大な赤い鯛の存在に全く気がついていない様子が伝わります。画面の中で繰り広げられる不穏かつコミカルな光景は、感情表現が乏しく、対人関係が希薄となり、社会から孤立してゆく現代社会の問題を冷静にとらえる作家の批判精神を代弁しているかのようです。実在する風景と、二次元的要素を織り交ぜるように対比させる事で、逆に普段無関心になってしまう様々な情報や出来事の存在を強く照らし出し、関心をもって不安と向き合う力を与えられるようです。
藤井のぶおさんの超現実世界。是非ご高覧ください。(翠)


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●作品数:24点
●会 期:~11月13日(日)
●休館日:10月31日(月)、11月4日(金)、7日(月)
※アトリエは入館無料


posted by おかのやまへそ at 17:34| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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