2018年02月18日

美術館講座 烏頭尾寧朗 「フロッタージュとスパッタリング技法を使ったイメージの世界」

美術館では、表現するための基礎を身につける事や、専門的な知識や技術の習得などを目的として講座を開催しています。
今日は烏頭尾寧朗先生を講師にお迎えしフロッタージュ(こすりだし)とスパッタリング(絵の具を付けたブラシをこする)技法を使い、「にじみ」と「ぼかし」の効果からイメージの世界を作ります。
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9名の受講生の方々が集まりスタートです!おなじみの方々もいらっしゃいます。いつもありがとうございます!(^^)
まずはフロッタージュに挑戦です!
美術館の中にある、凹凸のあるものの上に和紙を置き、パステルや水彩色鉛筆でこすりつけると、そのかたちが浮かびあがります。
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いろいろなかたちをこすり出します。
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フロッタージュした和紙を画用紙の上に置き、水を付けた筆やローラーで水彩色鉛筆を滲ませます。
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水をつけたり、破ったり折りこんだりとアレンジを加えることで、和紙が魅力的な素材に変化します。
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次はスパッタリングです!
きめの細かい網状のものに、絵の具をつけた歯ブラシをこすりつけると、霧吹きをしたような細かい絵の具が画面いっぱいに広がります。
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牛乳パックを好きな形に切り取り、マスクにするとことで、オリジナルの模様が作れます。

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絵の具を付けた網目を画用紙に押し当てたり、絵の具を落として、ストローなどで吹き付けたりなど、ほかにも様々な技法にチャレンジしました。
皆さんとっても個性的で魅力的な作品に仕上がりました。
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画用紙いっぱいに作品が出来ると、次は構図を決めます。画面に広がりと動きが出るような構図になるよう、意識しながら、トリミングしていきます。
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構図が決まると、黒い画用紙に作品を貼り付けて完成です!
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作業はとっても楽しくて時間があっという間に過ぎてしまいました。
烏頭尾先生は今回のワークショップが、皆さんの作品制作のイメージをさらに膨らますヒントになれればとおっしゃっていました。新鮮でとっても勉強になるワークショップで、イメージがさらに広がったように思います。
素敵なワークショップを開いてくださった烏頭尾先生、参加してくださった講座生のみなさん、今日は本当にありがとうございました。 (村上)

posted by おかのやまへそ at 17:53| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2018年02月17日

「アトリエの夢」-おっと編

西脇は今日もいいお天気!だんだん暖かくなって、春が近づいてきましたね。

さて、引き続き、岡之山美術館本館ギャラリーでは、「アトリエの夢-かじ・おっと・みよし」展を開催しております。
今回は第2室に展示しているおっとさんをご紹介。
おっとさんもかじさんと同じく兵庫県三田市を制作拠点にしている現代美術家で、かじさんのアトリエに集まった中心的存在の作家です。
また、2001年に岡之山美術館のアトリエで個展をしていただいたこともある西脇とも縁の深い作家です。
おっとさんは、木工の高い技術を用いて「変心装置」をテーマに、木の服を着て街を歩く「KIFUKU」や、真っ暗な部屋で何かに触る「暗室」等、参加・体験型の作品を制作されています。また、美術館、博物館等で立体写真のワークショップ講師を務めるなど普及活動にも取り組まれています。
おっとさんとかじさんの出会いは1987年。ある公募展で大賞を受賞したおっとさんに興味を抱いたかじさんがおっとさんの自宅を訪れて交流が始まりました。最初は変わった人だなと思っていたおっとさんですが、次第にかじさんの人間としての魅力に惹きこまれ、アトリエに通い、時々アシスタントとして補助する等、交流を深めていきました。
かじさんのアトリエは、近隣に住む芸術家たちのたまり場でした。もともと、芸術作品を作っている感覚はおっとさんには無かったそうですが、かじさんや宮崎みよしさん等多くの作家との出会いと交流が作家としての意識を感じさせるきっかけになったそうです。1988年、2002年にかじさんと2人展を開催し、2011年には宮崎さんが代表を務めるプラネットEartHで個展もされました。
本展では、変心装置をテーマに制作した様々な仮面や螺旋服等を展示しています。

螺旋服や、吊り下がっている仮面は実際にかぶったり着たりすることも出来て、子どもから大人まで大人気!
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赤と青の光に照らされた作品の影にもご注目。
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実はこの影・・・赤青メガネをつけて眺めると、アッと驚く面白い効果が生まれます。
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メガネをつけると、「おぉ~~」歓声があがって、みなさんびっくりされていました。
実際に美術館で体験してみてくださいね♪

●おっとさんからのコメント
「吊ってるモノとかは、かぶれたり、着たりできるよ。
ただサイズの合わないものは外れなくなるかもしれないので無理に着用しないでね。
それから乱暴に扱うとトゲが刺さったりするかも。注意して遊んでね。
写真も写していいよ。♯アトリエの夢 よろしく。
遊んだら元の場所に返してね。
それから影に色がついてるけど、赤青メガネで見てみると面白いかもね。
なぜこんなモノを作ってるのかといえば、、、
生き物は変化するために時間の中にいる。とか妄想したり、姿変われば心も変わるんじゃないか?などと思ったりしてる事が答えになってるような、なってないような(笑)」(おっと)

3月25日(日)まで開催。
是非、おっとワールドを体感してください。

会  期  ~2018年3月25日(日)
会  場  西脇市岡之山美術館
開館時間  午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休 館 日  月曜日(祝日の場合は翌日)と祝日の翌日
入 館 料  大人 310円( 260円)
      高大生 210円( 160円)
      小中生 110円(80円)
      ※()内20名以上の団体割引料金
      ※障がい者割引有
      ※ココロンカード利用可
posted by おかのやまへそ at 12:16| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2018年02月16日

アトリエにて「旗手愛子」展開催中です!

まだまだ寒い日が続いていますが、今日はよく晴れていて、日中は徐々に春に近づいている気がします。
さて、ただいまアトリエでは旗手愛子さんの個展を開催しております。
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旗手さんは、学生時代からスケッチ会で人物画を描いていましたが、初めて個展を開催した際に画廊の関係者に海外でのスケッチ旅行に誘われます。 
1996年、初めて訪れたトルコで異文化に触れ、描き留める楽しさを感じたことにより、以降海外の経験や記憶を基に、明快な形と大胆な構図でその土地の開放的な空気、人々の生活感まで表現した作品を制作するようになりました。
これまでインドやキューバ、イタリアなど23ヵ国でスケッチを行いましたが、有名観光地を避け、その土地の暮らしぶりや人々の気配が伝わる場所に足を運び、実際に現場の風景を見ながら和紙にクレパスや鉛筆を使ってスケッチを重ねています。
インドでは牛が神聖な生きものとして崇められていたり、キューバでは平均賃金が低いものの医療費と教育費が無償であったりと、海外で触れる異なる文化や価値観を通して、テーマとしている「いのち」を表現した作品の制作を続けておられます。
本展では、海外を訪れた際の記憶とそこで感じた想いを基に描かれた19点の油彩とアクリルによる絵画をご出品いただきました。
是非、御高覧ください。

●作品数:19点
●会期:2月14日(水)~3月4日(日)
●開館:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
※最終日は午後3時まで
●休館:2月19日(月)、26日(月)
※アトリエは入館無料
posted by おかのやまへそ at 13:35| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする