2020年07月01日

「ゾムツール」で未知の形を作ってみよう!

宮崎展では平面作品だけではなく、立体作品のゾムツールを使った4次元の模型も展示しています。
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ゾムツールは、「ノード」と呼ばれる62個の小さな穴の開いたボールに、「ストラット」という棒をさして、正多角形、正多面体といった3次元の形が作れるだけでなく、なんと、4次元の多面体など、未知の形も作ることができる魔法のような知育玩具です。

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宮崎興二さん監修の《正八胞体》
4次元の形が可視化されると、難しく感じる多次元の世界が身近になったように感じますね。

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《ゾムツール製4次元正多胞体》(左)と、《ゾムツール製10次元立方体による造形》(右)
神秘的な美しさを感じます。

ゾムツールはすべて、静岡県の㈱イメージミッション木鏡社さんと、アメリカのゾムツール社に御協力いただき展示が実現しています。

そして今回は特別に実際にゾムツールやi-gami(5種類のかたちのピースを組み合わせながら様々な形をつくることができる玩具)を使って遊べるスペースも準備しています!
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※アルコールで手指消毒してからご使用ください。
手本もあるので初心者でも気軽に遊べます^^
また、販売もしているので興味のある方はご購入いただき、ご自宅でも楽しんでみてくださいね。

形の原理を楽しく習得し、新たな形を生み出したりして遊んでみませんか?
もしかすると、未来の科学者、ノーベル賞受賞者が誕生するかも?!(み)

posted by おかのやまへそ at 10:46| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2020年06月28日

アトリエ「池田慎 テレストリアル・ポップ2020」展!!

3月2日まで本館で開催していた「池田慎 あしたの品々×日用品の詩学」展はコロナウイルス感染症拡大防止のための臨時休館の影響で約1カ月早く閉幕してしまったため、会期後半に鑑賞を予定されていた多くのお客様に展覧会を見ていただくことができない状況になっておりました。
しかし、この度池田さんのご協力とご賛同により、アトリエにて本館展示作品の一部と、本館展示ではスペースの都合上出品できなかった作品を初めて展示し、「池田慎 テレストリアル・ポップ2020」展を2020年6月30日(火)~7月31日(金)まで開催することとなりました。
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展示室に入ると、こんなところにチャイムが・・・??
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※チャイムボタンは定期的に消毒しています。
押して「ピンポーン・・・」と鳴る方に進んでいくと・・・
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この作品から音が聞こえてきます。
《う回路 玄関チャイム》は、チャイムカバーからでた配線が繊細に編み込まれ、様々な花の形に変化しています。上部の花の先にはチャイムのスピーカーがあり、ここから音が出ていることが分かります。
配線の長さは全長約100m・・・見れば見るほど根気のいる作品です・・・!編まれたコードを見ると、クロシェ編みになっている事が分かります。池田さんのご両親は編み物が得意だったそうで、そういった環境や経験が作品にも表れています。

ほかにも、前回展でも大人気だった コトブキ浣腸のパッケージを仏壇に見立てた《過剰包装コトブキ浣腸》の20gと40gも展示しています。
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金色に輝く仏壇の中に神々しく浣腸が安置されていて、一見すると面白い作品ですが、私たちの生活の中で、過剰に包装された商品が溢れていることへの問題提起のような作品のようにも感じられます。例えば、箱入りのお菓子を買うと、小さなお菓子ひとつひとつが包装され、紙やビニール、プラスティック等、資源の無駄遣いを私たちが生活の中で無意識に受け入れている事に気付かされますね。

また、本展では、「池田慎 あしたの品々×日用品の詩学」展の横尾忠則氏デザインポスターと、企画展カタログも販売します。どちらも1,000円(税込み)です。カタログは出品作品、会場風景写真はすべてカラー掲載で総38頁です。

本館の展示を見たという方、見れなかった方、初めて見る方、是非皆さんに見どころいっぱいの池田ワールドをご覧いただきたいと思っています。お見逃しなく^^(み)

※鑑賞にあたってのお願い
アトリエをご観覧いただく方は、コロナウイルス感染症対策のため、マスクの着用、本館玄関で入館簿の記入、検温測定、アルコール消毒にご理解・ご協力をお願いいたします。

●会 期:2020年6月30日(火)~7月31日(金)
●開館時間:午前10時~午後5時(入館受付は午後4時30分まで)
●休館日:月曜日
●出品数:15点
●入館料:無料


posted by おかのやまへそ at 16:25| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2020年06月07日

赤十字ポスターの記憶!10歳の宮崎興二作品

6月がスタートしたばかりですが日中は真夏のような暑さが続いていますね。
さて、「宮崎興二の4次元ミュージアム」展がスタートして数日が経ちますが、お客さまから「4次元の世界の物の見え方が新鮮で面白い」、「私も4次元の絵を描いてみたい」等、様々なご感想を戴いています。
日章旗(s).jpgE.T.(s).jpg   
宮崎さんが描いた《日章旗》と、《E.T.》の色鉛筆画です。
分かりやすいのが日章旗。立方体の旗の中で日の丸が球になり浮いています。旗がたなびくと浮かんだ日の丸の球も同じようにゆらめきます。
4次元になった途端に見える世界が広がりますね。
多面体研究の第一人者、4次元の芸術家として知られている宮崎さんが絵画に目覚めたのは1950年10歳のとき。日本赤十字社の小学生向きポスターコンクールで最優秀賞を受賞したことがキッカケでした。どんなポスターだったのか、当時を思いだしながら宮崎さんが再現してくださいました。
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《赤十字ポスター再現図》
世界各国のカラフルな民族衣装を着た子どもたちが赤十字のマークを掲げています。
赤十字マークが幾何学図形の十字というのが、多面体研究者となる宮崎さんの未来を予期しているように見えて驚きました!
宮崎さんは多額の受賞賞金を全額赤十字社に寄付し、当時全国最年少の赤十字社特別社員になったため、新聞やラジオでも取り上げられ話題となりました。

今から70年前に描かれた作品ですが、現在、国内外でコロナウイルス感染症の治療や活動に懸命に取り組んでおられる赤十字社の方々、医療従事者の皆様へのエールのような作品にも見えてきます。

医療従事者の皆様に感謝するとともに、一日も早くコロナウイルス感染症の収束を願っています。
posted by おかのやまへそ at 17:50| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする